茶房雲母

行先を決めず、撮影機材一式は持って自宅を出たのですが、何も考えず電車に揺られて辿り着いたのは目黒ではなく、麹町。11時に四ツ谷駅を出て、何となく東京駅から特急「踊り子」に乗って、気がついたら鎌倉の甘味処に着いてました。3連休の中日は1時間待ちとかザラなのに、今日は5分待っただけで入れました。
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鎌倉の「茶房雲母」。12年前の年末、大学受験の追い込みから現実逃避して、ふと立ち寄ったんです。その時、何気なく声をかけてくれたのが、雲母のオーナーの方でした。とっても優しい方でした。声をかけて下さった理由が、「目つきが思い詰めてたし重たいものを背負ってたから、放っておけなかった」だったと後に知り、助けてもらったんだって分かりました。
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今日も店内で見かけて、お名前を呼んだら「あら、渡辺君! 最近どうしてるのかなって思ってたの」って返ってきて、2年ぶりくらいなのに覚えてて頂いてビックリ。何となく鎌倉に行った理由が分かりました。上手く言えないんですけど、呼ばれたんだな、って。「何とかスタートできた20代を、無事に終えられそうです」と報告し、ついコーヒーを追加で頼んじゃいました。
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ここのあんみつは、白玉が入ってるものがオススメです。自家製の白玉が、絶妙の歯触りで、本当に美味しいです。

茶房雲母にて
2015.01.11 (Sun)